絶縁診断の重要性
2022年12月29日 木曜日
例年、梅雨の湿気が多い時期は巻線の地絡焼損事故等が多数発生します。
絶縁診断の測定データを分析することにより、モータや発電機の劣化の程度が判断できます。
今の時期から設備の状態を確認され、
そのデータを基に計画的な予知保全計画を立てられることを推奨いたします。
2022年12月29日 木曜日
例年、梅雨の湿気が多い時期は巻線の地絡焼損事故等が多数発生します。
絶縁診断の測定データを分析することにより、モータや発電機の劣化の程度が判断できます。
今の時期から設備の状態を確認され、
そのデータを基に計画的な予知保全計画を立てられることを推奨いたします。
2022年11月26日 土曜日
我が社の商売道具、絶縁診断車をご紹介
電動機の命であるコイルを守る為、日夜働き続けています……….
言い過ぎましたが、電動機の保全には欠かせない作業です。
電動機故障は様々ですが、コイル焼損は一大事なので
定期的な診断点検が肝心となります。
さー早速作業していきましょう↓↓↓
THE精密機械!!!!
車内に作業スペースがあり、作業員はここでさぼります。
ん!?
冗談はさておきデータをしっかり見極め慎重に!!
ピッピッピッピッピッピッピ♪
んー問題はなさそうです。
高圧が流れますので安全第一で!!
何かあればEMERGENCY(‘Д’)
※ちなみに一度も使ったことはありません
今日もいい仕事ができました。ご安全に!
2022年10月5日 水曜日
ついに絶縁診断試験で使用するポータブル発電機電源を導入しました!!
今までは現地で200V電源を借用して試験実施していましたが、
現地に200Vが無い!ということもありました。
溶接電源はあるがノイズが乗る可能性があり、心配!
そんな心配を吹き飛ばすべく、今回の導入となりました。
そんな心配もこれからは不要です。
このポーダブル発電機電源が解決してくれるでしょう。
大活躍、間違いなしです!
2022年8月30日 火曜日
長年お付き合いさせていただいているお客様の夏期工事でお伺いしました。
37kW~300kWまで計6台の電動機整備依頼です。
重量が2tにもなるような電動機の脱着となりますので、今回はラフタークレーンを入れての作業となりました。
重機が入るときは重機オペレーターの方と共同作業ですので、いつも以上に注意を払い、とにもかくにも『安全第一』で作業を進めます。
搬出した機器は本社工場と中部工場へ運び、分解→スチーム洗浄→ワニス処理→ベアリング等部品交換→組立・塗装→社内試験という工程を経て、再度現場にお戻しして設置、試運転まで行って任務完了!
取外しから復旧までを6日間でという短納期でしたが、本社・中部両工場とも入社1年目の若手技術員たちが先輩の指導を受けつつ頑張ってくれたので、無事にお納めすることができました。
※ちなみに、トップの写真は東尋坊です。お客様の工場からすぐのところにあります。
日本全国津々浦々、あちらこちらへ出張しますので、時間が空いたらこんな風景を眺めに行ったりもするんですよ!!
2022年7月27日 水曜日
2022年7月2日、感染対策を徹底した中で52期経営セミナーを開催しました。
(新型コロナウイルスの影響により、全社員揃っての開催は3年ぶりでした。)
各課報告及び今期の目標について発表を行いました。緊張はありましたが大変有意義な時間となりました。
セミナー終了後は懇親会を行い、和やかな雰囲気のなか支店の垣根を超え交流を深めました。
気持ち新たに取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
2022年6月29日 水曜日
6月28日(火) 第46回HIP勉強会が盛大に開催されました。
時代に乗り遅れぬよう、若干の遅れ感がありますが弊社では初のWEB配信!で開催いたしました。
それまでは弊社本社工場に招いたり、御客様方へ訪問し数十人の対面式での講習が基本でした。
時勢的に集会での開催が難しくここ数年開催できていませんでした。
準備期間3ヶ月。
本社・関東支店合同チームにてリハーサル、打ち合わせを重ね、社内向けのテスト配信を毎週行いました。
本番直前の緊迫した雰囲気
今回のセミナーは全国から150名以上の方に参加していただきました。
内容はモーターの事故事例と保全について約90分。多くのご質問もいただき感謝しております。
今後のモーター保全活動のご参考にして頂けたらと思います。
本番開始
本社・関東支店合同チーム
御客様へのWEB配信という初めての試みでしたがシステム担当者をはじめ多くの協力者のおかげで
大きなトラブルもなく無事閉会することができました。感謝!!
今後もこのような勉強会を随時開催していきますので是非ご参加ください。
2022年6月22日 水曜日
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①整備前 | ②整備前 | ③分解作業 | |||
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④分解作業 | ⑤整備前 | ⑥グリッド片整備前 | |||
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⑦分解作業 | ⑧整備前 | ⑨グリッド片整備 | |||
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⑩整備前 | ⑪グリッド片耐熱塗装 | ⑫整備後 | |||
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⑬新・旧絶縁棒・マイカ | ⑭整備後 | ⑮整備後 | |||
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⑯グリッド片整備後 | ⑰グリッド片整備後 | ⑱組立作業 | |||
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⑲整備後 | ⑳組立作業 | ㉑整備後 | |||
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㉒整備後 | ㉓通電確認 | ㉔完了 |
2022年6月6日 月曜日
コ・ジェネレーションシステム用発電機(常用)の破損事故
コ・ジェネレーション用発電機試験中エンジン側の調速器の不具合により、
過速度となり励磁機回転子のコイルエンドのバインドが破断しコイルが外側に変形。
変形したコイルが界磁巻線(固定子)に接触し、励磁機及び本体電機子(固定子)巻線まで破損に至った。
機器定格: LX-M410YL-4 495kVA 4P 6600V 50Hz 大洋電機製
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発電機全景 励磁機巻線の破損状況
(機内側より見て)
(横側より見て)励磁機巻線の破損状況
バインドが遠心力に耐えられず破断
外部に変形した電機子巻線が界磁巻線に接触し大破した。
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界磁巻線の破損状況(横側より見て)
バインドが遠心力に耐えられず外部に変形し界磁巻線に接触し大破した。
電機子巻線(発電機固定子巻線)破損状況(反直結側)
バインドの破断により飛散した部品で破損した高圧固定巻線の
コイルエンド部。
破断したバインド線や電線等の飛散状況
(反直結側 固定子枠内)
2022年6月6日 月曜日
最近、保全に携わる方だけでなくオペレータの方がメンテナンスを行われるケースが増えています。
今回の場合も定期的な点検や清掃で発見できる事でしたが現実的には色々と問題があるようです。
周期を決めて保全の方などが点検をする事が得策です。
<定格>
150kW 440V 1750rpm
<状況>
運転中に整流子廻りからスパークと発煙が発生し、過電流で停止した。
<原因>
刷子が摩耗し、使用限界を超えた状態で運転をしていたため、
刷子の金具と整流子面が接触しフラッシュオーバーに至ったものです。
整流子面と金具が接触している。
著しい刷子の摩擦粉
金具が接触して擦り減っている。
金具が接触し、フラッシュオーバーした整流子。
元の整流子